2016-11-06から1日間の記事一覧

図解 思考は現実化する―金持ちビジネスマンになるための17の方程式(ゴールデンルール) 有名すぎて手を出しかねていた本の簡易図解版

要点を十七の方程式として書き出しており、ページ数も少なめなので気楽に読める一冊。読んで思ったことは、ライフハックや様々な自己啓発本の類はこの本が元ネタになっているのではないか、ということ。目的の明確化、集中力の重要性、行動の習慣化は頻繁に…

ツイン・ルームから海が見える 喜多嶋隆 どの短編も魅力的な女性が現れては主人公に淡い印象を与えて消えていく

ハワイにあるホテルのライフガード兼保安係である日系人が主人公。どの短編も魅力的な女性が現れては主人公に淡い印象を与えて消えていく。主人公の感情が語られることはあまりなく、カメラのような視点の進行係として機能している。作品で驚かされたのはあ…

GOTH 夜の章 フィクションとはいえ、夜とは凄い名前ですな

ビートルジュースに出演していた頃のウィノナ・ライダーに似ているというヒロイン。フィクションとはいえ、夜とは凄い名前ですな。日本ではゴシックやゴスというとコスプレ文化でしかないけれど、本場の人たちはジョックに殴られながらも、ドラキュラ研究や…

GOTH 僕の章 乙一 空気の読めるサイコパスな高校生

空気の読めるサイコパスな高校生が主役。俗にいう中二病の要素がぎっしりつまったキャラクタだ。彼に自己を投影しながら読む人は少ないはずだが、ここまで徹底していると反対にある程度好感がもててしまう。夜の章と同様に各短編の質は高い。気どった言いま…

一生太らない体のつくり方 石井直方 徹頭徹尾王道

たった八年前に出版された本だというのにやたらと古臭く感じる。糖質制限ダイエットが広まり、馬鹿高い料金が必要なかわりに短期間で凄まじい結果を出し続ける例のプライベートジムが全盛の時代だからだろうか。 ここに書かれている内容で奇をてらうものは何…

モテる技術 デイビッド・コープランド,ロン・ルイス 脱コミュ症や、自己啓発の本としても機能する

なかばネタで購入したというのに真剣に読んでしまった。男女が知りあって互いに興味を持ち合うまでの過程に興味がある人にはおススメの内容。ありがちな意見も多々あるんだけど、ハッとさせられることも、うなずける手口や状況が少なくなくてこりゃ本物だと…

無印良女 群ようこ ほぼ自虐ネタと変人ネタ

作者本人と身内の恥で構成されたエッセイ。近年だと日常系の漫画も似たようなテイストか。ほぼ自虐ネタと変人ネタしか扱っていなくても、最初から期待して読んだわけではないので、まあこんなもんかという感じ。昼食や、ちょっとした空き時間にサクッと読め…

トラウマが99%消える本 中島輝 不幸の総合商社のような人生を歩んできた著者

図書館の棚を見ていたとき、閉店バーゲンセールス品のような気前のいいタイトルに導かれ手にとった一冊。不幸の総合商社のような人生を歩んできた著者(しかし実家は会社経営、のち本人も社長になる)の晴れやかな顔と美しい青空が表紙を飾っている。よくあ…

砂にかいたラヴ・レター 喜多嶋隆 頭を使わずに読める貴重な作家

恋にうとい中学生男子でも下を向いて赤面しそうなタイトルはパットブーンの名曲から引用されている。それにしても物凄い題名をつけたものだ。頭を使わずに読める貴重な作家である喜多嶋隆は、気分転換のときにしか読む気が起こらないがその分だけ重宝してい…

「からだ」と「ことば」のレッスン 竹内敏晴 その筋では名の知れているらしい「竹内レッスン」というワークショップの記録をつづった新書。

日常生活における他者とのファーストインプレッションを即興性の演劇として劇団員(?)に演じさせ、その行動、表情、変化、感想を客観的な視点で書かれてある。実のところ、読んだだけではあまり得心がいかなかった。やはり、己の体をつかって自分で演じて…

ファミリー 森村誠一 間違った意味での家族愛が描かれた作品

作品の大部分は豪邸内で展開するため、狭義では密室モノにカテゴライズされるかもしれない。面白いことは面白いのだけど、EU圏のホラーのようにもっとメチャクチャな展開があればよかったかな。