ぼくと、ぼくらの夏 樋口有介 凡作

ライトノベルのような文章ではあるけれど、魔法も宇宙人も出てこない普通の殺人事件の話だ。主人公の造型は既視感がありすぎてイラついてくる。話自体も目新しさはなく、ひっかかりが殆どないまますんなりと進む。

ミステリを楽しむというよりは、夏と学生時代の甘い思い出に浸るかのように楽しむといいのではないかな。