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ニューロマンサー ウィリアム・ギブスン いつかの再読を誓い、読了

アイロニーのきいた文章は好みだし、各登場人物の造型も素晴らしい。方向性は違うものの、レーモン・ルーセルロクス・ソルスのように想像力を駆使して描き出された電脳世界は完全に時代を先取りした刺激的なものだ。

しかし、現実と電脳世界で起こった出来事との区別がつきにくく、ストーリーを理解するのがだんだんと苦になってくる。個人的には本当に楽しく読めたのは最初の三分の一までで、ラスト付近以外の三分の二は気合で読みきった。

ゆっくり読んだり紙に書き出したり、ページを戻りながら読めばいいのだろう。いつかの再読を誓い、読了となった。