ビリーがいた夏 喜多嶋隆 トラブルが起きたときは毎回知り合いがやってきて助けてくれるタイミングの良さに苦笑

親友の中絶費用のために盗みをしようとするところから物語は始まる。企みは失敗するが、その縁でアメリカ軍人のサックス吹きであるフレディと交流が始まる。湘はフレディから引き継いだサックスを港や堤防で吹く。最初のファンはなんとクジラ。

話を煩雑にしないためにか、トラブルが起きたときは毎回知り合いがやってきて助けてくれるタイミングの良さに苦笑しつつも、破綻せずラストを目指す。フレディ、ビリー、恋人の哲、親友の智子の名前がエピローグに出てくるが、父親と母親の存在が消えているのがやや消化不良。