読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

郵便配達は二度ベルを鳴らす ジェームズ・M.ケイン これはまるでジム・トンプスンの作品みたいじゃないか! 

これはまるでジム・トンプスンの作品みたいじゃないか! 読みはじめてまず気がついたことだ。とぼけた性格と後先考えない無軌道なライフスタイルの語り手が、現状に不満を持つ悪い美人と知りあい、情を交わしたあとに犯罪へ走るプロットはそのまんまだ。いつ出版されたのか調べてみるとなんと1934年。ジム・トンプスンよりも十年早い。カミュの異邦人にも影響を与えた可能性もあるらしいし、いろんな意味でびっくりな本だ。