クレージィ・ドクターの回想 なだいなだ どこの病院の入院患者にも自称天皇が数人いる

精神科医兼作家のエッセイ。やや硬めの落ち着きのある文体だが、そこかしこに笑いの種が仕込まれていて、抱腹絶倒とはまではいかないとしても、読書中何度もニヤニヤさせられた。漫画でいうと劇画でコメディをやってるというか、真顔で冗談を言われているような感覚なんだな。どこの病院の入院患者にも自称天皇が数人いるというくだりは個人的にツボに入った。他にもたくさん著作があるので機会があれば手にとってみたい。