のめりこませる技術 ─誰が物語を操るのか フランク・ローズ プロの仕事と舞台裏が見れたようで大満足で読了

脳汁がタプンタプンと溢れ出るくらい知的好奇心を刺激された。こういう本を書ける人は、頭の良さだけではなく、膨大な時間をかけた取材を行える意志の強さと、新しい技術と物語が本当に好きなotakuだからこそまとめあげられたのだと思う。様々なメディアやエポックメイキングな娯楽作品の魅力と革新性を紐解きながら、ときには毒舌とユーモアを交え、話はどんどんコアな方向へ向っていく。前半の熱と比べれば、ラストはちょっと失速した気がしないでもないけど、プロの仕事と舞台裏が見れたようで大満足で読了した。